様々な角度から音楽中毒者をグラグラにし続けているBLACK SMOKERのミックス・シリーズに、前作以来二年強振り、INNER SCIENCEが新作"Theme of the Transitions"を引っさげていよいよ登場!
独特の世界観をまとめあげた前作に引き続き、広義の"DANCE MUSIC"を体に浸透させる確信犯的ミックス!
ビートメーカーであり、エンジニアであり、DJであり、プロデューサーであり、日本科学未来館のプラネタリウムの音楽制作を担当するなど、音楽の世界で幅広く活躍しているINNER SCIENCEによる、BSMXシリーズ第2弾が登場!
前作『Theme of the Aspects 』でサスガ!!のDANCE MUSIC MIXを生み出し、彼のDJワールドにどっぷりとハマった人が続出。
本作『Theme of the Transitions』でも、キーワードは"DANCE MUSIC"と、前作に引き続く兄弟的作品と言って良いだろう。美しい轟音でSTART〜四つ打ちで構成された本作は決してパッと聴きは派手ではなくシンプルに感じるが、中身は実に濃厚。一音一音が主張する存在感、高いところから低いところ、左から右、ナナメ!と聴覚のありとあらゆるところに刺激を感じ、聴けば聴くほどいろんな仕かけが組まれていることに気づいていく。
何度も何度も聴いてこそどんどん分かってくるこの音の深み。
まるでスルメのように噛めば噛むほど味が出てくる。
流れ、ウネリ、エフェクト使い、脳への効果、・・・・全てこの男はワカッテヤッテイル!!
最後の曲の余韻までじっくりたっぷり味わってください。
(TIME:60:11s)
-INNER SCIENCE :PROFILE-
西村尚美によるソロ・ユニット。制作面では力強いドラムのグルーブと、きらびやかでメロディックな音色が絡まるカラフルな世界観を構築。イーブンキックからダウンビートまで振り幅の広いリズムとやわらかなアンビエンスをダブ・ミックスとリアルタイム・エディットを駆使して紡いでいくスタイルでのライブと、そこから派生/拡大解釈した音源ソースを大胆にプレイするDJには定評があり、一括りにはし難い様々なパーティー現場を日々飛び回る。また、 2004年よりアンビエントに特化したプロジェクト・PORTRALとしても活動中。近年は、AZZURROとのスプリット・アルバム "Attribution"(Hydra)、9DW(CATUNE)や Marie Digby(Avex)へのリミックス提供、ドイツのレーベル・PROJECTMOONCIRCLEから"DISC SYSTEM
meets INNERSCIENCE"(ROMZ) のアナログ盤をワールド・リリース、同レーベルのV.A"Silent in truth"にも単独作が収録されたほか、東京・ お台場にある日本科学未来館のプラネタリウムのコンテンツ"BIRTHDAY"の音楽制作を担当する等、文脈やフォーマットを限定しない多彩な活動を展開。最新作は2010年5月リリースの12inch"Differentia e.p."。現在は引き続き、アルバムまでを含めた新作を製作中。