「GONZ MIX TAPEのいきさつ。」
数年前にdomで店番中のGONZはスケーターからTASCAMのMTRを受け取った。ストリートの酔いの席だった約束を彼は覚えていてくれていた。その後店番はクビになるがその日からGONZのTAPEとの付き合いが始まる。
今作は90分のカセットで作成。マスターテープを4chのMTRにて録音されている。A面のDJmixは新宿openでのレギュラーパーティdubeveをほうふつとさせるレゲエDUBをmix。B面はGONZが数年にわたりせこせこ作っていたトラック(ビート?)を卓とTASCAMMTRでmix。イントロにはベイブがシャウトで参加。
手にとったものだけが味わえる全体のデザインは長年の先輩yoheyfrommocrockが担当。
まちがいないっしょ。
たどり着いたMTRは現在三代目。未だに全貌は見えぬままTASCAMMTRをいじりたおし1.2ch3.4chにステレオ録音していたのを1.3ch2.4chにしてみたり、たまにメタルテープなんかにも手を出しつつ現在もtokyoに潜伏中。
TASCAMMTRにて録音作成されたベイブとのコンビ「ジャッキーコーガンズ」もTAPEドロップ準備中。
Aside DUB MIX
Bside OFFSTATION MIX
PROFILE
今では伝説となったクラブ「池袋BED」でのP.AとしてのキャリアやDOWNNORTHCAMP等での長きにわたる活動を経て、現在も独自のペースを崩さずDIGと音の旅を続ける東京の地下選曲家であり、ガチB-boy。
どっしり腰の据わったHIPHOPやDUB、ソウルなどのブラックミュージックを基調としながら硬軟取り混ぜた変化球を絶妙のタイミングでぶっ込むDJプレイスタイルには、ハードコアな茶目っ気や、時に危うい振れ幅のようなものまで含めた彼自身の佇まいそのものがリアルに反映されている。シーンというより現場という言葉が似合うDJである。
(text by Tet3)
Sound: レゲエDUB / GONZが数年にわたりせこせこ作っていたトラック
Format: Mix TAPE
Release date: 2019.9