ある日、mewに「タイトルはBUNKER、内容はチル物」とだけ言われてこのミックスのデータを渡された。
特に意味は教えてもらえなかったので、ネットで調べると「格納庫」と出てきた。
ほう...全然意味がわからない。格納庫みたいなミックス...?
確かにmewにとってダンスフロアは攻撃対象であり、レコードはフロアを攻撃する武器なのかもしれない。そしてBUNKERは武器をしまっておくレコード棚。
そうか!今回のミックスは普段あまりフロアでは使われる事のない楽曲をミックスし、リスナーをmewのBUNKERへ招き入れようという趣向か?
ともかく聴いてみたところ、なるほど...チルアウト。
全体的にBPM、雰囲気共にゆるやかではある。
がしかし恥骨粉砕という二つ名を名乗っている以上、ただゆるい物を作ってくるわけがない。
どーしても一本筋が入ってしまう...そこは仕方がない処か...
くつろぎの際の一枚にはなるが、ふと気がつくと首を振ってしまっている
ホームリスニングミックスながらもmew節はきちんと入っている、
そんな他に類をみないミックスです。
jacket & disc art work :Kleptomaniac (WAG/Blacksmoker)
mastering :八合目trax ヤモ
DJ MEW プロフィール
「恥骨粉砕」@吉祥寺warp主催。
2002年バンド活動から突如DJへ転向し、都内にてDJ活動をスタート。当初は主にヒップホップのDJとして活動するも、より自由にフロアを踊らすことへ貪欲になり現在のスタイルが確立された。ヒップホップが持つ独自のグルーヴやBASS MUSICが持つ太さ、さらにバンド活動で養った音楽感を軸に多種多様なジャンルをミックスさせ非常に強い自身の思いを反映させたスタイルである。
その活動が一定の評価を受け様々なパーティでプレイ。
都内を中心に、日本各地からのラブコールも増えており、2011年にはDOMMUNEへの出演、wombでの世界的なアーティスト達のフロントアクトなど経験値が更に高まる場所にも恵まれた。
今後、更にに飛躍が期待されるDJの一人である。
Sound: Mix
Format: CD
Label: まんねんどこレコーズ